対談式Q&A

勉強するなら昼と夜どちらが効果的なの

受験生の勉強スタイルをいう言葉として「朝方」「夜型」という表現をよく耳にしますが、同じ勉強量でも机に向かう時間によって効果に差が生じるものなのでしょうか?
結論から申し上げると、「夜型」の方が知識習得効果が高いと思われます。
日本は「早寝早起き」を推奨する文化があり、「夜型の人」は肩身の狭い思いをする場合も多いですが、夜の勉強が効果的であるという点に関しては、明確な根拠があります。
大変興味深いです。「夜は早く寝て、朝早起きして勉強」というのが理想である、と私自身は思っていました。なぜ、夜の勉強が効果的なのでしょうか?
人間は睡眠前の記憶が、睡眠中に脳に定着するからです。
頑張って覚えたことが、寝ている間に記憶として深く脳に刻み込まれるわけです。
さらに、翌朝目覚めた瞬間に昨夜勉強したことを思い出す習慣をつけると、効果はますますアップします。記憶方法の「インプット・アウトプット法」を夜を越えて実践するイメージです。
睡眠をとらずにテストに行くような、いわゆる「一夜漬け」の勉強はダメなのですね。
「睡眠」という大事な記憶定着プロセスを無視することはお勧めできません。
睡眠は寝る前に覚えたおぼろげな記憶を、長く忘れない長期記憶へ変える大切な役割を持っています。夜、勉強を終えたらそれ以上の余分な記憶を増やさないために、何もせずに目を閉じて眠り、翌朝に前夜の記憶をアプトプットするのが究極の理想的学習スタイルではないでしょうか。